Moi!フィンランド留学中のなぢです!
私は現在日本の大学を休学し、フィンランドの小さな街、ヨエンスーにある東フィンランド大学に一年間留学しています。今回の投稿ではこちらの内容をお話していきたいと思います。
留学に行こうと思ったきっかけ
はじまりは、中学生の頃に、アメリカにホームステイ(1週間ほどですが、、)に行ったことがきっかけです。
私にとって初海外で、日本語以外の言語をコミュニケーションツールとして使ったのが初めてでした。スーパーに行った時に、名前も顔も知らない目が合った人に、”Hi‼”と言われて、スーパーの店員さんには「ありがとうございました。」ではなく、”Have a good day”と言われて、このフレンドリーさというか堅苦しい感じがない所から「なんか、海外っていいな」って純粋に思ったのを覚えています。
中学校と、英会話教室で習った英語の知識だけで挑んだのですが、英語を話すってこんなに楽しいんだ!と初めて感じ、英語をもっと話せるようになりたい!いつか英語で、勉強してみたい!留学に行きたい!と考えるようになり、「大学生になったら留学に行く」とその時から大学生の目標として掲げていました。
なので大学は留学プログラムがあり、英語を含め、海外の言語や文化を学べることができ、留学生もたくさん来ている大学を選びました。
フィンランドを選んだ理由
私は語学留学にはあまり魅力を感じていなかったため、英語で学問を学ぶ学部留学に選択肢を絞っていました。そして費用の観点から、交換留学を希望していました。これといって専門として学びたい分野は明確には決まっていなかったのですが、ぼんやりと教育学に興味があり、交換留学提携先の大学の行きたい大学にちょうど良さげな学部があったのと、沢山の国の人と出会い文化的な視野を広げたかったので、世界中の国の人が集まるアメリカの大学を希望していました。(アメリカにいるホストファミリーに会いたかったのもあります)
二度のチャンスがありましたが、倍率と私の大学・語学試験のスコアが良くなく、、交換留学生として選んでいただくことはありませんでした。
本当にその当時は落ち込みました。留学への思いは誰よりも強かったし、交換留学じゃないと留学に行けないと思っていたので、本当にお先真っ暗状態でした(笑)
でも!落ち込んでる暇はないと結果発表の数時間後に大学内の留学支援センターに半泣き状態でしたが、(笑)相談に行きました。
私費留学となると留学先の大学に授業料を払う必要があるため、英語圏の大学に留学する場合だと、学費だけで1年で300万ほどかかります。それに加えて月々の生活費がかかるので、トータル500万というのも珍しくないと聞いて、あまりにも現実的ではなかったので非英語圏ではあるけれど、英語で学部留学ができる国・大学を紹介していただきました。
両親と相談した結果、私は、フィンランドを選びました。フィンランド以外にも、意外と安く行ける私費留学がありましたので、そちらはまた別の記事でご紹介しようと思います。
前置きが長くなりましたが、、フィンランドを選んだ理由としては、ずばり、、、
「学費がそれほど高額ではないこと」 です!!(笑)
フィンランドのほとんどの大学は年間を通じて私が通っている日本の国公立大学とほとんど同じくらいです。円安の関係で多少の差はありますが、交換留学にいくのと同じくらい(私立の大学に通っている方だったら少し安いくらい)の学費で留学に行けるということは、費用がいちばんの懸念点であった私にとって、この事実を知ってからは即決でした。笑
もちろん、フィンランドを留学先として決定する前に、どんな学部があり何が学べるのかはしっかり調べましたが、フィンランドは教育が非常に進んでいる国なので授業内容を見てもワクワクするものばかりだったので、留学支援センターに相談に行ってから2・3日ほどで決めました。
もちろん、アメリカの大学についても交換留学の応募の際にかなり調べていたので、未だにアメリカの大学に留学している友達を見ると、いいなあという気持ちにはなりますが、フィンランドを選んだ自分の選択に後悔は全くありません!
東フィンランド大学を選んだ理由
フィンランドを留学の選択肢として提示してもらった時に、併せて大学もいくつか紹介していただいたので、そちらを中心に調べ、私はヘルシンキ大学と東フィンランド大学に出願しました。一つの大学だけに絞ってアプライするのはかなりリスクがあり怖かったので、行きたいと思った大学二校を選択しました。これらの大学を選んだ理由をお話します!
・ヘルシンキ大学
ヘルシンキ大学は私費留学生でも学費が無料です。厳密に言うと、留学生という形では無く、日本でいう聴講生というようなポジションかなと思うのですが、実際は交換留学生とほとんど位置付けは同じで、留学生と同じ授業を受講できます。交換留学生の枠が空いていたら受け入れてくれるという感じなので、年によってばらつきがありますが、フィンランドで唯一EU国圏外の私費留学生にも無料で受け入れを行っています。また、私の興味のあった教育系の授業も多くあったことに加え、留学生でも他学部横断ができ自分の所属学部以外の授業も受講できるので、沢山のことを学べると思い出願しました。それと、場所の面で、首都に大学があるので、休みの日に暇を持て余すこともなく、もしかしたらバイトもできるかもしれないと思ったのも理由の一つです。
・東フィンランド大学
東フィンランド大学を選んだ理由は、留学生向けに英語で開講されている授業は誰でも受講できるということが一番の惹かれるポイントでした。リベラルアーツっていうやつですね。興味があっちこっちにある私にとってはうってつけでした。また、興味のあった教育系に関しても、単に「教育」だけでなく、外国語教育、社会人教育、特別支援教育、キャリア教育、生涯学習などなど本当に様々な種類の授業があり、とても魅力を感じました。また、東フィンランド大学は北カレリア地域のヨエンスーという小さな街(フィンランドからしたら大きな都市の一つだそうです)にあるので、一年間田舎暮らしでのんびりしながら勉強するのもかなり良いな~と思って選びました。
上記の二校に出願したところ、ヘルシンキ大学からは交換留学生の枠が空いていないので受け入れられませんというメールがあり、東フィンランド大学から無事受け入れがおりたので、東フィンランド大学に留学が決まりました!
最後に
いかかでしたか、、?今回は私の留学にいたるまでのストーリーをお話しました。私自身ブログを書くのは初めてですので、他人行儀な感じがあふれ出ていますが、徐々に慣れていくと思います!笑
読んでいただいた通り、私は私費留学です!交換留学をしている人達とはかなり違う道を辿ってきたのでそんな私の視点から沢山の情報を発信できたらいいなと思っています!
週に1,2回のペースで投稿していこうと思っているので沢山読んでいただけたら嬉しいです!!それではまた~moimoi!